終活カウンセラー資格の年会費や収入を解説

shukatsu counselor終活
  • 終活カウンセラーの資格取得を検討しているけど、年会費がかかるの?
  • 終活カウンセラーの資格取得を取るのに必要な費用は?
  • 資格取得した後に、収入は期待できるの?

終活の資格のひとつに終活カウンセラーがあります。
同じく終活資格には、終活ライフケアプランナーや終活アドバイザーなどがあり、資格名が似ていて、違いもわかりづらいです。

終活の資格は6種類(実際は9種類)あり、終活カウンセラーはそのうちの1つの資格です。
終活カウンセラーは、終活カウンセラー協会(東京都)が認定する民間資格で講座付き検定試験です。
終活カウンセラーは2級と1級に分かれていて、2級の受講者数は23,000人を超えていて安心できる資格です。
終活資格6種類の徹底比較はこちら

終活カウンセラーの特徴は、名前のとおりカウンセリングに注力した資格です。
終活の知識を学べるだけではなく、終活相談者の悩みを聴くための知識やスキルが身につきます。

実は、終活カウンセラー2級は、実質1日で取得可能な資格です。
理由は、講師による講座がセットになっているためです。
講座内容はテキストの解説となっており、講座受講後に確認テストを受けることになります。
講座をしっかり受講すれば、実質1日で資格の取得が可能です。

さらに、合格率は98%とも言われています。
資格取得に挑戦するなら、ほぼ確実に合格できる資格です。

ただし、終活カウンセラーの資格取得には注意点もあります。
終活カウンセラーとして活躍するためには、2級だけではなく1級の取得を目指す必要があります。
そして、1級を取得するためには、終活カウンセラー協会の入会(年会費5,000円)が必須なことです。

今回は、終活カウンセラー2級について、どこよりも情報の多い5分間NOTEが解説します。

このページでは、終活カウンセラー2級の資格の取得から活かし方までの情報を網羅的にまとめています。
このページを読めば、あなたが終活カウンセラー2級を取得するべきかどうかを判断できるようになります。

5分間NOTEは、自分の体験談をもとに、あなたの悩みを5分以内に解決できるように記事を作成しています。

終活と終活の資格について

終活とは

終活とは、終活カウンセラーでは次のように定義しています。

「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をより良く自分らしく生きる活動」

引用元:一般社団法人終活カウンセラー協会

終活は、2010年頃に週刊誌で使われてから、知名度が上がってきました。
ユーキャンの流行語大賞でも、2012年にはトップテンに入ったことがあります。

また、終活についての調査結果として、『「終活」という言葉を知っている人は8割。 出典元:楽天インサイト)というデータもあります。

終活は10年ほど前から、私たちの身近にある活動となりました。

終活の資格の種類は6種類

終活の資格は6つありますが、終活カウンセラーはそのうちのひとつです。

終活の資格6種類
  • 終活カウンセラー(2級)
  • 終活ガイド1級(上級)〜3級(初級)
  • 終活ライフケアプランナー
  • 終活ライフケアアドバイザー
  • 終活ライフコーディネーター
  • 終活アドバイザー

終活カウンセラーの資格は、講師による講座がセットとなっています。
講師の説明を聞きながら、終活に必要な知識を身につけることができます。

ここからは、終活カウンセラー2級の資格取得から活かし方までを一つ一つお伝えします。

終活カウンセラーとは

終活カウンセラー2級の概要

名前のとおり、終活のことで悩んでいる相談者のために、カウンセリングをする人のことです。
終活カウンセラーは、相談者がどんなことで悩んでいるかを見極めることができて、終活の専門家としてアドバイスができる存在です。

また、終活の悩みは専門家の力が必要な場合もあります。例えば、相続の悩みなら弁護士、保険の見直しならファイナンシャルプランナーなどです。
そんなときに、終活の専門家である終活カウンセラーは、相談者の悩みを解決できる専門家につなげるための架け橋の役目となります。

終活カウンセラー2級の資格の取得方法は、終活カウンセラー協会の講座付き検定試験に申し込みます
講師による講座(6時間程度)を受けて、同日に実施される確認テストに合格すれば、晴れて終活カウンセラー2級になることができます。

終活カウンセラー2級の概要
  • 認定団体:一般社団法人終活カウンセラー協会
  • 受講料・受験料:15,000円(税込)
  • 年会費:5,000円(初年度は受講料・受験料に含まれる)
  • 資格の種別:民間資格
  • 資格の取得方法:講座付き検定試験の申込み
  • 取得期間:実質1日
  • 試験方法:筆記試験
  • 試験の合格率:合格率98%とも言われています。
  • 5分間NOTEからのアドバイス:終活資格ではめずらしい、講師による講座受講があります。

資格取得で身につく知識やスキル

各テーマに沿って、終活について学べます。

  • 終活とは
  • 介護保険と介護サービス
  • 保険
  • 年金
  • 相続
  • お葬式・供養

そして、終活カウンセラー2級と1級のそれぞれで身につく知識は次のとおりです。

2級 終活カウンセラー

自分の終活ができるくらいの知識が学べます。

  • ①エンディングノート(終活ノート)を書けるくらいの知識
  • ②家族や友人に尋ねられた時に対応できる知識
1級 終活カウンセラー

他の方の終活に対応できる、寄り添える知識が学べる

  • ①他の方のエンディングノート(終活ノート)を完成させるサポートができる
  • ②終活についての深い理解と他の方とのコミュニケーションを起こす力を身に着けます。

見てのとおりですが、2級の取得では自分自身の終活が目的で、1級を取得すれば相手の終活をサポートできるようになります。

自分自身のための終活であれば2級だけで良いですが、終活を仕事にしたいと考えている場合は、1級の取得が必要です。
そして、1級の取得のためには、2級の取得が条件となります。

また、ここではご紹介しませんが、1級より上の資格に終活カウンセラー協会認定終活講師養成講座という認定資格もあります。
取得条件が1級資格の保持者で、受講料も300,000円(税込)するので、ここでは省きます。

資格取得までに必要な費用

終活カウンセラー2級の資格取得に必要な費用は、合計15,000円(税込)です。
15,000円(税込)の中に、テキスト代や資格試験の受験料、初年度の年会費も含まれています。

終活カウンセラー2級には注意点があります。
それは、終活カウンセラー協会に入会するための年会費が必要なことです。
年会費は、5,000円(税込)です。
資格取得の初年度は年会費が不要ですが、2年目以降から発生いたします。
年会費を支払わない場合、終活カウンセラー2級の認定は取り消しとなります。
ただし、急に取り消しではなくて、きちんと猶予はありますのでご安心ください。

資格取得にかかる時間

終活カウンセラー2級の取得までにかかる期間は、実質1日です。

講師による講座を受講した後、同日に確認テストを実施します。
講座の日程は、あらかじめ開催が決定している日程から都合の良い日を選んで参加します。

資格取得までの勉強方法と検定試験

終活カウンセラー2級は、講座付き検定試験で取得します。
勉強方法は、終活カウンセラー2級に申し込んだ後に送付されるテキストと練習問題、そして講師による講座の受講です。

講座の時間は、6時間(1日間)で、内容はテキストの解説です。
講座の受講までに日程があるので、あらかじめテキストで勉強したり、付属の練習問題を解いたりできます。

講師による講座の受講方法は、全部で3種類あります。
それは、①会場、②オンライン(ZOOM)、③通信講座(Youtube)です。

いずれを選択しても、講座の受講後に確認テストを受けることになります。
受講方法によって手順が少しだけ異なりますので、解説します。
ちなみに、どの受講方法を選んでも、講座内容は同じです。

講師による講座の受講方法
会場の場合
  • 受講方法:開催日程から都合の良い日を選ぶ(全国開催)
  • 検定試験:講座受講後、同日に実施
  • 特典:昼食のお弁当付き
オンライン(ZOOM)の場合
  • 受講方法:開催日程から都合の良い日を選ぶ(全国開催)
  • 検定試験:講座受講後、同日に実施
  • 特典:エンディングノート1冊
通信講座(Youtube)の場合
  • 受講方法:好きな時間に受講できます。
  • 検定試験:テキストと一緒に、検定試験の問題用紙も送付されます。検定試験の解答用紙を 同封の返送用封筒に入れて協会事務局に送付します。
  • 特典:エンディングノート1冊
  • 注意点:期間限定の受講方法です。申込み時期には終了している場合があるのでお気をつけください。

終活カウンセラー2級の申込後、自宅にテキストと練習問題が届きます。

講師による講座受講日までに時間がありますので、テキストや練習問題を見ながら勉強します。
講師による講座の内容は、テキストの解説です。

個人差があるので一概には言えませんが、勉強は講師による講座受講でじゅうぶんです。
講師が丁寧にテキストの解説をしてくれます。
時間がある方や不安な方は、テキストや練習問題を事前に見ておくことをおすすめします。

試験の合格率と不合格の場合

講座受講後の確認テストの合格率は98%です。

不合格となった場合は、受講料の返金はありません。
ただ、再受験は可能なのでご安心です。
もう一度講座を受講したい場合は5,000円(税込)で、講座不要でテストのみの場合は3,000円(税込)となります。
しかし、5分間NOTEの経験では、難易度の高い資格ではありません。
講座をきちんと受講すれば合格できる内容です。

終活カウンセラー2級の資格取得の注意点

終活カウンセラー2級の資格取得で注意する点は、3点あります。
それは、試験で不合格となってしまう場合があること、年会費5,000円(初年度は無料)がかかること、終活の仕事をする場合は1級取得も必要なことです。

終活カウンセラー2級は難しくはないものの、不合格となってしまった場合は再試験となり、費用が発生します。
また、終活カウンセラーを活かした仕事をするためには2級だけの知識だけでは物足りなく、1級の取得が必要となります。
1級の取得の条件には、終活カウンセラー協会の入会があります。
これらの注意点を考慮した上で、受講するかどうかを判断する必要があります。

その代わり、終活カウンセラー2級は他の終活資格に比べて、最短で1日で取得できます。
また、終活カウンセラー2級は資格取得後のサポートに力を入れているのが特徴的です。

これらの特徴から、終活カウンセラー2級の資格取得に向いている人は次のような人です。

  • カウンセリングを重視した知識やスキルを身につけたい
  • とにかく早く、終活資格が欲しい人
  • 終活の活動サポートが欲しい人

続いては、終活カウンセラー2級の活かし方をお伝えします。

終活カウンセラー2級の活かし方

会員限定特典の利用

終活カウンセラー2級の取得後に認定団体の終活カウンセラー協会に入会すると、さまざまな会員限定特典を受けられます。

終活カウンセラー協会のポータルサイトの終活相談ドットコムの「終活カウンセラーを探す」への自身の登録、のぼりやチラシなどの販促物の購入、ロゴやバナーデータの使用、終活ノートを会員価格で購入など、サポートを受けることができます。

終活カウンセラー2級の仕事や収入(年収)、求人について

終活カウンセラー2級の資格取得で学べることは、自分の終活ができる知識を身につけることです。
分野としては、相続、遺言、保険、葬儀、墓、介護、健康など幅広く学べますが、終活カウンセラー資格を取得しただけで収入を年収アップなどを期待するのは、少し厳しいです。
理由は、資格の種別が国家資格ではなく民間資格であり、終活がまだまだ確立された職業ではないためです。

また、終活カウンセラー資格は、終活の仕事において協会からのサポートはとくにありません。
有料での支援はいくつかありますが、最終的には自身の力で活動していかなければならないです。

それでも、終活ブームなのは確かであり、市場の拡大はじゅうぶんに期待できます。
現段階では、資格の取得はスキルアップとして考え、業務の幅を拡げたり副業として活かせることができるというつもりで資格の取得を考えることが良いと言えます。

まとめ

終活カウンセラーの資格取得から、活用の仕方や収入のついてのまとめでした。

終活カウンセラーの役目は、相談者がどんなことで悩んでいるのかを見極め、的確なアドバイスや専門家へ橋渡しをすることです。
名前のとおり、カウンセリング(相手の話をきちんと聴いて理解する)を重視した資格です。

終活カウンセラーの資格は、他の終活資格とは違い、講師による講座を受講できます。
しかも、最短1日で取得できるて、合格率は98%です。
とにかく早く、終活知識やスキルを身につけたい方におすすめです。

しかし、協会への年会費発生する点や、終活仕事にする場合には1級の取得が必要のなってきます。
終活カウンセラーの良い点悪い点を判断しながら、資格の取得に挑戦することをおすすめします。

ほかの終活資格(6種類)も知りたいという方は、こちらの記事も参考になさってください。

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